2016年2月12日金曜日

中学生の定期テストに出そうな時事問題。2016前半。「重力波」

2016.2.11(木)

米マサチューセッツ工科大など米国を中心とした国際研究チーム「LIGO(ライゴ)」が「重力波」の観測に成功したと発表。


「アインシュタインからの最後の宿題」と言われていました。

重力波の観測は、誕生したばかりの宇宙の解明や、光や電波では見えない新たな現象の発見につながると言われています。

存在は間接的には証明されていたが、
直接検出するのは極めて困難な試みだった。
例えば、遠くの重い星同士が互いの周りを回ることで生じる重力波は、
地球と太陽との距離(約1億5000万キロ)がわずか水素原子1個分
変化する程度の効果しかもたらさない。今回、LIGOは感度を向上させる
改造を行い、検出に成功した。

宇宙の膨張やブラックホールの存在など、想像を超えた現象を数多く予言してきた一般相対性理論では、質量を持つ物体の周りに生じる「時空(時間と空間)のゆがみ」こそが万有引力(重力)の源だと考える。
さらに重い物体が動くと、そのゆがみが変動し波のように伝わる。これが重力波の正体。


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