2016年2月3日水曜日

Mac OS X 10.11.3 El Capitan アップデート。adobe CCインストール なう。

クライアントがadobi CC 2015を使い出したので、自分のメインマシンにインストールしようと思い立ち奮戦。
オールドMacなので作業手順を記録。

対象機:iMac 21.5-inch, Mid 2011
プロセッサ:2.7 GHz Intel Core i5
メモリ:デフォルト2GB+2GBを2016/2/1(月)に4GB+4GBを追加して12GBに
※デフォルトの純正メモリを交換するのが怖かったので初期搭載メモリは残し。

搭載OS:Mac OS 10.7.5 Lion

まず、何も考えずに会社の担当者から借り受けたインストールDVDを挿入。インストールアプリをクリック。
インストールスタート……終わらない。ってか終了5時間とか何なん?????
まさかと思い、パッケージを確認。(ちなみに印刷会社用の協会Verなので、パッケージがある。クラウドなのに…….(苦笑))。

まじかぁ、インストール要件にOS10.9以上と書いてある。当然、10.9 Mavericksは2016.2.2時点でDL履歴が無いのでDLできません。10.10 Yosemiteもレビューに書かれてあることが怖くてDLしておらず履歴が無いので、DL不可。結局、選択肢が10.11.3 El Capitanしかない。

この時点で、office 2008 for macとadobi CS3が動くか動かないかの懸念は有るものの、背に腹は変えられず、考えるより動こう(無料だし)とのことで、App Storeのアップデートボタンをポチ…

OSのDL開始。インストール開始。手順途中にOKを何度か押す。Macのログインパスワードも入力。
待ち時間は1時間弱。クリーンではなく被せのアップデートでのインストールなのでレビューに書かれてるより早かったのかな?

で、お決まりのApple IDの入力と、iCloudの設定。(これが意外と長かった。レインボーカーソルぐるぐる(◉_◉;;))。

立ち上がった。心配した増設メモリも新OSでも無事認識(古いOSでOKでもOS新しくすると、新しいOSがハード的に不適合の烙印を押す場合があるので💦)

第一印象。iOS合わせのフラットデザインのビジュアルは画面が大きくなると全体的に大味なデザインの印象を受ける。なんかペラペラ(笑)。
そして、テキスト入力が何か変?変っていうか…..でググる。何だ?「ライブ変換」って、そうか携帯で言うところの予測変換か。入力していると直接的に漢字やカナに変換されていく、間違ってスペースバーを押すと第二候補の漢字になってたりする。う〜ん慣れないかんなぁ(困)。続けて入力してると、?ん?ラ行入力が変になってる事に気づく。そう、私はとても珍しい「ことえり」ユーザーなのです。ネットで散々、馬鹿にされている「ことえり」を20数年使い続けている私は「Lキー」でラ行入力を行う癖がついているのです。これもググる。
なんと10.10 yosemiteから「ことえり」が廃止…….まじかぁ。慣れるしかないかぁ。

でソフトの起動検証

safariはOK(当然)。ChromeもOK(サポート終了のお知らせも出なくなった。)。FirefoxもOK。
Mail.appその他純正は当然サクサク。FileMakerも問題なし。でCS3。当然立ち上がらない。大体相当昔から、CS3はOSレベルでサポートしてない(涙)。でも優しいAppleさん。抜け道があります。ダイアログで教えてくれます。「Java SE ランタイム6」を入れると良いらしい。サイトに直行「ダウンロード - Java for OS X 2015-001」
DLしてインストール。無事にCS3シリーズが動きます。CS3のプリンター問題は復活しているかな?と思ったが、難なくプリントアウトも成功。ここまでは順調。

次、office 2008 for mac。普通に起動。操作感も問題なし。全然大丈夫。office新しくしろよと言われそうだが、officeは新しくなるたびに使い難くなるので、本当は2004を使いたいくらい。動いてくれて良かった。

そして本題のadobe CCのインストール。DVDディスクからのインストールなので、iMacのドライブが不安だったが、とりあえずインストール作業開始。手順どおりに進める、手順終了。インストール開始………この時点でカーソルは進まない、表示も出ない。フリーズ?と思ったが、Finderがアクティブになるし、ドライブが回って、読み出し中らしき音も聞こえるので放置。アナログ仕事を片付けながら1時間。終わらんがや(怒)。まぁええわ、タバコ吸って来る。5分後席に戻ると、唐突に「インストールが完了しました。」とお気楽なメッセージ表示。
気をとり直して、仕上げ。アカウント認証用のファイルをターミナルで起動して、インストール完了。無事起動。触ってない。黒いツール達見た目嫌い。

その後、仕事周りの各種設定。まず社外・社内サーバーへの接続を試みる。FTPは?OK!OK!古いソフトでも問題なく接続。社内のafp接続は大丈夫(アップルのプロトコルだから当然と言えば当然)。最後にsmb接続。えっ(汗)。「営業部サーバー」にアクセスできん!繋がらん。やばいなぁ。でも繋がる鯖も有る。因みに「素材集」。さて何が違うでしょうか?

ググって出た答えは「濁点」(笑)。yosemiteの解釈する文字コードとサーバーの文字コードが違うため、鯖名に「濁点」が有ると認識できないとか。日本語って難しい。
システム管理してるスタッフに依頼して、英数半角で専用のエイリアスを鯖上に作ってもらって解決。一安心。

で、最後にやっぱり納得できない「Lキー」でラ行を解決する為に頑張る。
突き止めた結果は、
Macintosh HD>システム>ライブラリ>Input Methods>JapaneseIM.app
>(右クリックor control+クリック)>パッケージの内容を表示
>Contents>Resources

ここに、RomajiRule_Default.txtとRomajiRule_Kotoeri.txtとRomajiRule_Windows.txtが有る、このファイルがOSの入力ルールを司っていて、「RomajiRule_Default.txt(デフォルト)」を「RomajiRule_Kotoeri.txt(ことえり)」に置き換えると良いらしいい。

最新MacOSで「Lキー」でラ行入力するための手順
(1)RomajiRule_Default.txtをその場所で複製
(2)複製したファイルをRomajiRule_Default_old_backup.txtなどにリネーム
(3)RomajiRule_Kotoeri.txtをその場所で複製
(4)RomajiRule_Default.txtを捨てる
(5)複製したRomajiRule_Kotoeriのコピー.txtのファイル名をRomajiRule_Default.txtに変更
(6)Macをリスタート
で完了らしいが、出来ない。複製も取り出してからの入れ替えも何もできない!!!!!でググる。

何と、10.11 El Capitanから「rootless」と言う機能がカーネルレベルで追加され、全権限を持つ「root」ユーザーでも立ち入れない領域が有るとか無いとか、まぁ有るんですけど(苦笑)。理由は、管理者レベル(root)でもアクセス制限がかかりマルウェアからの脅威を防いでくれます。だそうデス。

その領域は、
/usr(ユーザー)
/sbin(←どのフォルダ?)
/System(システム)

そっかぁ、諦めるかぁ?で諦めません。その「rootless」を解除します。

(1)Macを再起動する
(2)起動音がなる前からcommand+Rキーを押し続け、リカバリーモードで立ち上げる。
(3)ユーティリティ>ターミナル ターミナルを起動
(4)ターミナルにcsrutil disableと入力
(5)通常モードで再起動。これで、触れなかった領域も触れるようになります。
(6)最新MacOSで「Lキー」でラ行入力するための手順を実行
(7)再びリカバリーモードで立ち上げ、ターミナルを起動
(8)ターミナルにcsrutil enableと入力
(9)通常モードで再起動。終わり。

こんだけ面倒くさいことして、やれる事は「Lキー」でラ行が入力できるだけというバカバカしさ。でもそう言う事に本気出すのが、古き良きMacintoshユーザーだったりして(^_^)/

掛かった時間は二日間合計で6時間程度なり。

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